ワラをも縋りたい人へのキツイ一言
アクセスログなんかを見ていると、他所の借金相談掲示板に当サイトのURLが書き込まれています。
で、その掲示板(等)の質問内容を見ると、、、
なんと世の中には「カネ貸し」の理屈を理解していない人が多いことか!
・・・と思います。
そんな人も見ているだろうと想定して、グサリとくるコトバを書いてみます。
貸金業は営利である
決して人助けではありません。
正規業者もヤミ金も考えの基幹は同じ。
「あなたのために」なんてことは100%にありえません。
借入一本化というリスクを好条件で受け入れることはありえない
通常の借金でクビが回らなくなると、「一本化」という広告に目を惹かれます。
対個人向け大型ローンの主目的は確かに借金の一本化かもしれません。
しかしです。
これらは「分散した正常な借金をまとめて面倒みます」というだけで、腐っている借金を引き受けるわけではありません。
困っている借金を一本化するような業者は存在しないことをよく認識すべきです。
「まとめ」でラクになると思うな
「一本化」「まとめ」 多重債務者にはとても魅力のあるコトバです。
ですが、まとめたところで全体の債務額は変わりません。それどころか、まとめる時点の端数分が債務として増えてしまいます。
「まとめ」でラクになる状態とは次の例しかありえない。
- 別にまとめなくても払えるが振込手数料がかさむのがもったいない
- ATMで後ろに並んでいる人に申し訳ない
どうせバレる
ほとんどの人は借金を内緒にしています。
ある意味、これが無担保融資の「担保」となっているのは間違いありません。ところがアナタが借金の払いを渋っていると、相手は誰彼ともなく回収を図ろうとしてきます。
要するに、払わなければいつかはバレるのです。
隠さなければならないカネの工面は大っぴらにできるカネの工面よりも数段難しいはずです。
借金の返済は貯蓄よりもはるかに難しい
カネが返せない
では聞きますが、返済と同じ額を貯金できますか?
住宅ローン組んでいる人は、自ら計画を立てて十何万という金額を毎月毎月何十年も払い続けています。
あるから払える、ないから払えない
こんな考えで借金を解決しようするから「解決できない」のです。
ヤミ金にかかわったら法律の助けは期待できない
ヤミ金は法律無視のカネ貸しです。ヤミ金の存在是非を語る前に、次のことをよっく認識しておくべきです。
飲酒運転は法律で禁止されており摘発されると高額な罰金を取られて免許まで取り消しになる
しかし何故に飲酒運転する人は後を絶たないのか?
つまり確信的に悪いことをする人たちは、「バレなきゃ何をやってもいい」という考えが基幹にあり、だからこそそういうことができるのです。
ヤミ金にかかわることはそういった世界に足を踏み入れるのに等しいことを認識すべし。
ラクして今よりラクになる方法は無い!
漠然と借金の苦悩から逃れたいと考えている多重債務者が実に多い。
漠然と、、、というのは、、、
- 「一本化」などの広告を真に受ける
- 費用がかからず簡易な相談施設を利用する (主に法律無料相談や消セン、民生)
- 金策=借金 しか思い浮かばない
- 民事調停を、「金利値引き」としか考えていない
- 破産する気すらない
借金には元本の他に「金利」がつき、時間が経てばたつほどそれは大きな負担となってきます。同じようにムチャな行為の責任と解決の苦痛も、時間が経てばたつほど大きなものになってきます。
解決を望むなら、今よりもう少し苦しむ方法を選択すべきです。